私がSEOについて初めて知ったのは就職後でした。
その企業はホームページの作成と運営を行っており、私の地元では有名な企業の公式サイトも手掛けていました。
元々は経理の事務員として就職したのですが、初めて触れるホームページ運営の世界が面白くて自然とそちらの手伝いもするようになったのです。
エンジニアでもなくホームページ運営経験もなかったので、SEOという単語や意味もこの仕事をしていくなかで初めて教わりました。
SEOは毎日話題に上がっており、かなり事細かくチェックしています。
私たちが運営を担当する企業の公式サイトと、そのライバル会社の検索結果を確認して資料にまとめるのが私の日課でした。
おそらく他のホームページ運営会社も同じようにSEOを重要視していると思います。
作業を手伝うなかでSEOについてほんの少し詳しくなれましたが、本職のマーケティング部やエンジニアの方々の知識量や分析の正確さはなかなか真似ができない領域です。
検索結果の順位によって露骨にアクセス数やお客様からの反応数が変わったので、SEO研究は常に行われています。
今では個人の方にもSEOの重要度が知られるようになり、SEOのコツなどをまとめたサイトがいくつも公開されている時代となりました。
しかしホームページを運営する企業はそういったサイトには載っていない最新情報やノウハウを持っており、専用ツールを使ったり得られた情報の見方や分析にもコツがあります。
SEOの生きた知識や情報を得たい方はホームページを運営する企業に就職するのが最も早く確実だと思います。
SEOをはじめとしたWebマーケティングの世界は常に最新の情報を知ってそれに合わせた運用が必要となるため、たとえば先週まで使えたノウハウやデータが通用しないという事態も発生します。
また膨大なデータを分析する仕事となるため、個人で作業するには時間が全く足りません。データ分析にツールと人員を割けるのは企業の大きな強みだと感じます。
逆に言えばSEOを学べばデータ分析の知識や経験を得られますので、まとめサイトなどを参考にしてSEOを学んでも十分仕事をするうえで役に立つと思います。